思いが伝わる片村建築さんと一緒に仕事をさせてもらえたからだなーと思う。
（伝わるを通り越して、育ててくれる感じですかね＊）
ちょっとリセットしたい気持ちもあったり、自分への苛立ちを何かで解消したくて、
「誰か実施設計だけ頼んでくれるひといないかなー」と、思ってたわけです。
そしたら･･･すごいタイミングで設計士さんから連絡があって；それが、２ヶ月くらい前。
少なくとも半年前の自分だったら絶対断っていた気がする。
その人の意図を汲んで具体的にしていく作業が楽しかった。色々勉強にもなった。

なんかね、ぼやーっと目指す建築というものが私には多分あって。
それは、今までやってきたことや感じたこと全てが溶け合っているようなことだと思う。
別にテーマパークみたいな建築を作りたいわけでもないし、
芸のないシンプルを作りたいわけでもないし。
ホント上手く言えないし、安易に言葉にもできないし、
言葉にしたら乱暴に踏み消されてしまいそうなことのような気もする。
でも、きっと、無意識に皆 感じているような心地よさに通じていて。

・・・

と、いきなり建築のこと語り出しそうになっているのは；
今日の夕方、改修中のある家を見せてもらったからや。。
外壁工事と内部の大工工事までが完了している時点で見せてもらった。

じわじわじわじわ衝撃的やった。

アプローチに立った瞬間ヤバイと思ったわー。。
中に入るまでに、すでに濃かった。
「俺を見ろ」感がないのにさーむしろ消そうとしていてさー、なによ この濃さは･･･
中もヤバイよね。。そこがそうなってることに意志を感じるよ！
しかも、全体の中に溶けてるし。。いろんな感覚が何重にも重なってて。
図面の段階で、この壁ライン出すのってスゴイな、とか。
職人さんに伝える熱意とかも、スゴイ。だって普通に見えるけど普通じゃないし。
頭で考えるより先に、ささやかで濃い体験が先にあって、それでハッと気づくことがたくさんあった。
気づくたびに　「・・・ぅわー・・・やっべぇ･･･」ってつぶやいてしまう（笑）
他の部分がそうあってのココ。だから生きてる。の、連続；

試行錯誤って無限やね！悔しいわー！でもなんだろ、このワクワクさ。
仕上げ前に見てよかった。今の自分の想像とのズレを仕上げ後に確認できるのって貴重☆

ぎゃーー！悔しいわー。。
いつかマネしよーっと♪マネ処が肝心やけどな。 それ分からんかったら意味ないし。
・・・絶対消化してやるー。私もそういうワクワクつくりたい。
つくるひとみんなで実現したい。住むひとが、じわじわ深い安らぎを感じる空間つくりたい。

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